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仕事とか責任感などは、前向きな姿勢に対してはとても自信を持っているのですが、好きな女性の前では、どうも自分のほうが小さく思えてしまうのです。 好きな女性にはっきりと「キミのことが好きだ」と言えばいいのですが、つい「好きな人はいるの?」と遠回しに探りを入れるところがありますが、これなどは振られたときの布石を打っているのです。 この好きな人に恋人がいるかどうかを知りたがるのは、女性よりもやはり男性に多いようです。 男は自尊心の強い生き物ですから、いつも逃げ道を作っておいて、どんな窮地に陥ったときにも通用するように、「建前」で勝負してしまうのです。 建前とは理性でつくったものであり、本音は本能の声みたいなものです。 男は、理性で自分をコントロールする力が女性より強く、本音をすぐ口にするのは、理性の弱い、つまり自分をコントロールできない野蛮な人間と考えています。 よく「男は頭でモノを考え、女は子宮でモノを考える」などと言われるように、男は、もともと理性的にモノを考え、感情をコントロールすることが得意な本質があります。 一般的に男は理性7割、本能3割、女性は理性3割、本能7割で生活の本源をなしているとも言われています。 しかし、困ったもので、建前にいつの間にか本音を埋没させてしまうのも男性なのです。つまり本音と建前が入り組んでシンクロナイズしているのです。 「卵が先か、鶏が先か」という議論と同じで、建前も本音の一部であり、本音も建前の一部となっており、本音と建前の区分が明確に線引きできないところがあります。 それは、男性が生きていくうえで、そういう能力を自然と会得してしまったのかもしれません。 女性からすると、なかなか本音を言わずに、女性に対する探りだけを入れてくる男を、情けないと思うかもしれませんが、建前も本音の一部だと思ってください。 ですから、建前も上手に利用してあなたのペースで進めていけばよいのです。 相手の気持ちに一喜一憂するのではなく、まずはあなたが自分の心に素直に向き合うことが大切なのです。相手が本音を言っているかどうかではないのです。 あなた自身の気持ちを伝えることが大切なのです。
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