|
たとえどんなに許せないと思っても、いつまでもその気持ちを引きずるのではなく、感情をコントロールしていくことが大切です。 誰かに怒っている人はとても近寄りがたく、負のオーラを放っています。 たとえ相手が悪かったとしても、その怒りをぶつけてしまうと、同じだけの感情があなたに跳ね返ってくるでしょう。 相手をどうにかして懲らしめたいという本音は分かりますが、それをしてしまうとけっきょくお互いさまということになってしまいます。 「あのとき傷つけられた」なんて言われたら別の火種にもなりかねません。 負のループから抜け出すには、どちらかが折れない限り続いてしまうのです。 怒りはお互いに負の感情しか生み出してくれず、悪いことはあっても良いことは何も起こらないのです。 最悪の場合、お互いが自分の感情をぶつけあい、関係が悪くなって別れてしまうこともあるでしょう。一度腹を立ててしまうと、どんどん怒りが上昇してきて、なかなか抑えるのは難しいものです。そうならないためにも、あなたが一歩引いてみる努力をしてみてください。 どんなに腹立たしいことも、時間がたてばだんだんと許せることもあります。 それまでは、相手のことを心の中だけで痛めつけてやるのです。 それをしていると、たいていは相手のことを「かわいそうな人ね」とか「いつか後悔するわよ」と逆にかばうようになってきます。 時間は最良の薬で、日々薬とも言われています。 つまり、どんな腹立たしてことも、悔しいことも、悲しいことも、日が経つにつれて忘れてしまうということです。これがあるから、人間は生きておれるのです。 あなたも、今まで彼以外でも許せない出来ごとというのは数多く経験したことがあるでしょうが、今そのすべてを覚えていますか? もしかしたら、思い出に変わっているものもあるのではないですか。 また、昔は許せなかったようなことも、今考えると何であんなことで?というものもあるように、年齢によって「許せないこと」の基準も変わっていきます。 あなたは彼が自分自身の行動を振り返るまでじっと待ってみてください。 激しい怒りをぶつけられると、相手もここぞとばかりに怒りをぶつけて論題がずれてしまいます。 沈黙されると逆に相手も冷静に判断することができるでしょう。 相手の心が変化するのを待ってみましょう。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 愛男と女の疑問を教えて? All rights reserved. |