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もちろん、スタイルも見るでしょうが、やはり顔がいちばんであり、その中でも、額と目と眉、それに髪の毛なのです。 人間はそこを本能的に見ようとするのです。 口もあるではないかとおっしゃる人もいるでしょうが、口は下等な器官であり、つまり下品な器官であるので、その人の高尚さとか清潔感を見る場所ではないのです。 これらのことは、人相学を少しかじっている人ならお分かりになると思います。 この世の中は、すべて「天」「地」「人」の三才で成り立っているという考え方があり、この三者が揃わなければ、森羅万象は成り立たないというものです。 これを顔の形に当てはめますと、鼻は顔の中心にあって、「人(じん)」すなわち自我をあらわし鼻より上部の額は「天」とし、鼻より下は「地」として位置づけられます。 そして、「天」は高尚な機能を司り、知恵の厚さを知るのです。 「地」は物欲を見るためのものであり、下品な器官とされているのです。たとえば口などは、直接、物を口に入れるとか、舌で舐めてみないと、甘いも酸っぱいも判断できないことからして明らかです。口が第二の性器といわれるのもこのためです。 それに反し、鼻の上にある目などは、直接目に入れなくても、遠くに輝いている星々を見ることができますが、これなどは高尚な器官だからできることなのです。髪は頭のてっぺんにあって神に通じることから、神(かみ)と言われているのです。同じ毛でも神という名前がついているのは、頭の髪の毛だけです。 少し話がそれてしまいましたが、要するに、初めて会った人の目に映るのが、前髪、額、眉と目なのです。そこの部位が、その人の知恵とか理性を表しているから本能的に見てしまうのです。 ですから、そこを印象的でありながら目立たないようにおさえることが大切なのです。 口で説明するのは難しいのですが、優しい気持ち、温かい気持ちで、薄化粧をすると、自然とナチュラルで柔らかい雰囲気の顔に仕上がるのではないでしょうか。 そのうえで、メイクもそれなりに淡くしなければならないでしょう。流行のメイクアップとは違うかもしれません。 目元、眉などは、あまりくっきりと輪郭線を描かずに、淡く目立たないようにすることです。そして、そのトーンに合わせて、全体を仕上げていくとよいでしょう。 女性の清潔感をかもし出すためには、自分のすみずみにまで細心の注意を払う必要がありますよ。 |
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