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何の能力もなく、また何の努力もしない男たちは、「女の胸で癒されたい」というだけで、男としての大きな夢と志をすっかり忘れ果ててしまい、情けないことこの上ないです。さらに「疲れた」「疲れた」と言っています。 彼らはいったい何に疲れているのでしょうか。 社会で何の貢献もなく、ムダに生きているだけで、疲れるようなことなど何もしていません。疲れたといえば、だれか女性が慰めてくれるものと思っているのでしょう。 時代が男を弱くしてきたのか、それとも女性が強くなったのでバランスとして弱くなったのかはわかりませんが、立ち向かう、這い上がるというような言葉がすでに死語になってしまったように感じます。 男は、人生にロマンや冒険心を見出すことができなくなったのかもしれません。 とくに、最近では初めての経験に弱くなり、最初から危なくない道を渡ろうとし、自ら未知の世界に飛び込んで行こうとするエネルギーはなく、逆境に抵抗する力もなく、最初から諦めてギブアップしているのです。 会社では、新入社員に仕事を教えようとしても、こんなのは学校で教わらなかったと言って、自分の知らない、経験したことのない、新しいことに挑戦することを初めから避けているという報告もあるようです。 そういう点では、男より女性のほうが、逆境にも強く、初めての経験にも強いかもしれません。 なぜなら、女性は人生で初めての経験をすることが多いからです。妊娠して子どもを産むことも初めての経験、そして、子供ができて母親になることも初めての経験ではないですか。 それでは、なぜ、男は失敗や逆境に弱いのでしょう。 それは、男は理性的で論理的に筋道を考える能力が発達しているからなのです。 まず、頭の中で、「こうすれば、こうなるだろう」「こうやれば、こうなってしまう」などと、イメージで自分がやろうとすることを考えてしまいます。 そして、「これについては、どういうやり方をしても、無理なのか」と勝手に結論づけて、別のものにチェンジしてしまうのです。つまり、自分の体力や肉体を使って、直接挑もうとする姿勢がないのです。イメージするだけで諦めているのです。 男の恋愛スタイルも同じで、女性にアプローチまではするのですが、そこで断られると、すぐにめげてしまって、再度のアプローチができないのです。 やはり世の中が裕福になってハングリー精神がなくなってしまったのでしょう。 |
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