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たとえ家にかわいい妻がいようと、心から愛する彼女がいようと、そんなことに関係なく男は何のためらいもなく浮気ができるし、隙があれば浮気をしたいといつも考えているものです。 ひと言で言えば、「男の下半身に人格はない」のです。 でも女性は男性に尽くして生きていく本質を秘めていますので、夫に隠れて浮気をしたいとか他の男と遊びたいなどとは、ふつうは考えてはいません。これは結婚する前の女性であっても同じです。 女性が浮気に走るときには、それはすでに浮気ではなく本気で別れて他の男性に尽くしたいと思っているときです。 女性としては、彼が遊んでいるなら、私も浮気をして遊んでやろうと思いますか。あなたは本当に好きでもない男性相手に一線を越えることができますか。そのときは浮気ではなく、本気になっているはずです。 男は体と心を切り離して考えられますが、女性には不可能なのです。 女性も優秀な種を残そうとする本能があるため、これだと思った男性に対しては、全てを捧げて全身全霊で愛するように宿命づけられていますが、その反対に価値のない男には見向きもしないのです。 よく植物を陽(男)と陰(女)でたとえることがあります。陽は大木を意味し、陰は蔓(かずら)などを意味し、蔓植物(つるしょくぶつ)は、他の樹木を支えにすることで高いところへ茎を伸ばす植物のことで、大木に頼って生きる本質があります。 でも、虫だらけの大木に頼ってしまうことだってあるでしょう。 たとえば、いざいっしょに生活するようになると、マザコンで頼りにならないということがわかり、こんな虫だらけの大木に絡まっていては、いずれ大木は枯れてしまい、絡まっている自分まで死んでしまうと思えてきて、自分の選択の間違いに気づくのです。 そんなときに、元気そうな大木が目の前に現れ、この大木なら自分が絡みついても、しっかりと自分の種を残せると分かると、今度はその太くて立派な大木の幹に絡み付いて安定を求めようとするのです。 このようなときに女性が浮気に走るのであって、自分の生死がかかった命がけの恋なのです。ですから、自分から離れていこうとする女性を追いかけて「戻ってきてくれ」などと声を大にして懇願しても、それはムダ骨に折ることになるでしょう。 女性は一度見捨てた男には、未練など一切ないのです。 男のようにずるずると前の女性と関係は続けないのです。 |
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