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男は自分の生き方を他人に聞かせたいし、自分の生き方を他人と競いたい生き物で、これもひとつの闘争心の表れです。 ですから、男がプライドをなくしたら何も残りません。それぐらい大事なものです。必要以上にプライドにこだわるのは、それがなければ自分の存在意義が感じられず、死んだ状態と同じように感じるのです。 でも、プライドは、プライド、プライドと声高く叫ぶようなものではなく、その人の人生哲学が凝縮したものであり、重厚感があって、めったやたらに口にするようなものでもありません。 男の中には、何かあると「オレにもプライドがあるから・・」などと、すぐに口に出す輩がいますが、本当は自信がなく、単なるグチであったり負け惜しみであったりします。 男のプライドはそれほど安くありません。行動が伴ってこそ、はじめて実現するものです。「男に二言はない」という言葉がありますが、二言はないと断言したのなら、何があっても守り抜くこと、それこそ、命がけで守り抜くのがプライドです。 男は、他の男より優位に立つことで、存在意義が確認できる生き物ですので、すべての分野にわたって闘争心を燃やし、勝負したがるのです。 自分の生き方や哲学から、果てはファッション、ブランドの時計、家具、ベルト、ちょっとしたアクセサリーに至るまで、プライドで凝り固まっています。 もちろん、仕事も恋愛も、ほかの男には負けないと自負しているのです。 どうして、そこまでプライドにこだわるのかと言えば、「プライド=自分の存在」なのです。ですから、男はこのために社会と闘っていると言ってもいいでしょう。 逆に、プライドのない人間はどうかと言えば、最初から競争心や闘争心を捨てているわけですから、将来性などまったくなく、女性に頼りながら生きていくしかできないのです。最初から寄生虫としての存在でしかありません。 夢や野心、自分はできるというプライドを捨ててしまった男は、女性の「平凡でもいいじゃない」という慰めの言葉にほっとしてしまい、そういう女性についていこうとするのです。 プライドのかけらもない男とは、つき合わないことです |
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