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少なくとも男の社会では、周囲の意見や考え方で、自分の意見をすぐに曲げたり、他人の意見に付和雷同したり、あるいは風見鶏的な態度をしていると、一人前の男としては見てもらえないのです。 つまり、男が意見を変えるのは節操がなく、確固とした信念がないことと同じ意味なのです。周囲からその男の生き方に疑問をもたれるのです。 ですから、多くの女性は、男はどんなに間違っていても、自分の意見を曲げないと感じているのでしょう。たとえ間違いを正しく指摘したとしても、頑固に耳を傾けようとはしません。 男としては、間違いを認めて自分の意見を変えることは勇気とパワーが必要で、とくに女性が相手になると、負けを認めたくない気持ちが優先してしまい、つい頑固になってしまうのです。 でも、本心では意見を変えることが苦手ではないのです。 人によっても違いますが、間違いを同性から指摘されると、男の哲学と生き方がぶつかったように感じ、相手の意見を素直に認めません。そんな男に限って、愛する女性から言われると、素直に自分の意見を曲げてしまうこともあるのです。 基本的に男は、女性に対する優越感を持ちたいため、意見を変えないと思われがちですが、男同士と違い、男と女は、対立したり競争する相手ではなく、まして、お互いの思想や考え方、生き方を議論する対象とは考えていませんので、意見を変えても、男のプライドとか面子がつぶれることはないのです。 ですから、愛する女性が言えば、いつだって男の意見など変わるのです。 また、よく政治家が出演しているテレビの討論会などを見ていますと、でちょっとしたことを追及してお互いを説伏しようとしていますね。相手の意見もある程度納得しながら、議論をすればいいのに、頑固に折り合わない自己主張だけが繰り返されています。 そんなときにも、自分の意見を変えることは可能なのです。 それは、自分の意見を変えるだけの「きっかけ」がいるのです。そこには自分の意見と決別できるような「何か」が必要なのです。 それは、大所高所に立って、自分の意見を大きく包み込むような意見、とくに女性の意見であれば、男も意見を変えるのにやぶさかではないでしょう。 |
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