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人間は、お互いに全身からオーラを発しているものであり、悲しい人の側に近づけば、悲しい気持ちになり、怒鳴り散らしている人の側に行けば、自分もだんだんと周囲に腹立たしくなってくるものです。 これと同じで、あなたが疲れてぐったりしているときに、デートでもしたらどうでしょう。相手の男性は気を使って何も言わないかも知れませんが、いい気分でないことは確かです。 最初は、ふつうの話をしていても、最後は不機嫌になって、ケンカ別れしてしまうのがオチです。だからお互いに会わないほうがいいのです。 昔から「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という言葉がありますが、恋愛も同じで、「健全なる恋愛は、健全なる気持ちに宿る」のです。 しかし、もし、仕事や悩みごと、あるいは睡眠不足などで、あなたの心身がクタクタに疲れていたらどうでしょう。相手に自分の気持ちを伝えることもできないでしょう。 ため息ばかりついて、相手の男性に心配ばかりかけて、二人の精神のバランスが取れていません。 ですから、疲れているときには恋人に会うべきではないのです。 疲れている相手を目の前にすれば、いたわってあげたいとか癒してあげたいという気持ちが生まれることもあるでしょうが、それなどは会って最初のうちだけであり、最後は疲れているという気持ちが相手に伝染してしまって、ふたりともがクタクタになってしまうのです。 そして、ケンカをすることになります。 よく思い出してください。 どちらかが不機嫌なとき、必ず最後は言い争いになっていなかったですか。 あなたが疲れているときに人に会うと、相手のオーラも疲れさせることになり、周囲の人たちみんなを巻き添えにしてしまい、はてはみんなのやる気や自信まで奪っていくのです。 そんな状態で無理して人に会うなんて、とんでもないことです。もしあなたがそんなときに恋人と会う予定があったら、キャンセルすべきです。たとえ相手が誘ってきたとしても、「今日は疲れているから会えない」と断るべきです。 恋愛を長続きさせたいと思っているなら、断る勇気も必要なのです。 |
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