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断るというのは、何か相手に申し訳ないという気持ちで、どうしても否定的に思いがちですが、本当は、否定ではなく、あなたの単なる意思表示なのです。 たとえば、ある男性からデートの誘いがあり、あなたがそれを断ったときのことを考えてみましょう。あなたは、その男性とのデートよりも、自分のやりたいことがほかにあったのではないですか。あるいは、好きな男性がほかにいたからかもしれませんね。 つまり、あなたは今の自分でいたいという気持ちを表したのであり、現状のままがいいと決断したはずです。断ることに、何も否定的な要素などないのです。 それよりも、断ることを積極的に使って、男性の本音を探ることだってできます。 本当の相手が見えてくる断り方だってあるのです。 彼からの誘いに、あなたが「ノー」と返事をしたら、何か今までとは違う新しいことが起きる可能性もあります。 つまり「断る」ことによって、相手から、今までにない反応があるかもしれないのです。 それを忘れないでください。 あなたが「断った」とき、男性がどのような反応を返すかを見極めることが、恋愛の今後のゆくえを占ううえで、とても参考になります。 たとえば、恋人からの誘いに対して「今日は同僚とショッピングをするので会えない」と断ったようなとき、「ぼくと会社の同僚とどちらが大切なんだ!」という男はまず問題外です。こんな男なら、早く別れたほうがいいでしょう。 そうじゃなく、「ちょっと残念だが、ショッピングとはいいね。いいモノが見つかればいいね、楽しんできてね」といって、「じゃあ、次の休みには、食事にでも行かない」と誘ってきたとします。 こういう男性は、あなたが先にしていた同僚との約束を理解して、そのあとで、自分の望みを言える人は、穏やかで温かい気持ちが感じられて、素敵な男性ではないかと思います。 いつも、そういう言動が素直に表現できる人は、つき合う相手としては間違っていないでしょう。そんな男性を選んだあなたの人を見る目は間違っていないです。 でも、そういう男性だけではないのです。自分の気持ちを抑えられずに、先ほどの例のように、「オレと同僚はどっちが大切なのだ」と怒り狂う男もいるのです。 断ることで、男の度量を推し量ることができるのですから、たまには断ることで、相手の余裕を監察するのもいいでしょう。 |
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