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一方、女性は男の有能さを見極めるため、最初はなかなか惚れにくいのですが、つき合いが長くなって男の見極めができると、今度は女性が本気になって惚れてきます。 このような男女の違いから、女性が本気になってくると、男性のほうはすでに熱が冷めかかっている状態になっています。 結論から言えば、男が最初に惚れたときに、女性としては、できるだけ早く結婚してしまうことです。 この男と女の心理をもう少し具体的に説明してみましょう。 男が女性に惚れてつき合いはじめると、男の想像力は必要以上に膨らんできます。 「女性の住んでいる部屋からは何が見えるのだろうか」、「休みはどう過ごしているのか」、「これまでの恋愛はどうだったのか」、「夜のベッドではどんな表情を見せるのだろうか」、そして「一緒に楽しく暮らしている日々」など、男のイマジネーションはどこまでも広がります。 当然、結婚もできるだけ早くしたいと願っているでしょう。 「結婚したら、マンションにするか」、「一戸建てにするか」、「子どもは何人欲しいか」と、かなり具体的なイメージを頭の中のキャンパスに描いています。 このように、つき合いはじめた頃は、男性のほうが先走っているのです。 一方、女性ははじめのうちはかなり冷静で、未来を描くよりは、今この瞬間を楽しむことで満足しているはずです。 それが逆転する時期が訪れるのです。 つき合いが長くなると、女性の良い面だけでなく、欠点まで見えてくるようになり、男は冷静さを取り戻します。現実に目覚めると、思い描いていたキャンパスからは楽しい絵が抜き取られ、結婚をまったく意識しなくなります。 もし、その頃に、重要な仕事でも任されるようになると、結婚より仕事が優先事項になります。ただし、結婚したい気持ちが消えたわけではなく、いずれしたいとは考えています。 女性が、結婚を意識しだす頃になると、男は待って欲しいというのですから、女性としては理解しにくいかもしれません。そこで、「最初から結婚するつもりはなかったのでしょう」、と問い詰めることになるのです。 でも、違うのです。時間が過ぎて、気持ちが逆転しただけなのです。 彼に新しい恋人ができたのでなければ、結婚は考えているのです。背中を押してください。 |
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