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女性の劣等感は、なぜリセットされるのでしょう。 女性の人生にはステージが3回あって、そのステージでは別の女優を演じることになるからです。 赤ちゃんから女の子になり、思春期を過ごして大人の女性になります。これが本来の女性としての第一ステージです。 いつしか結婚して妻になり、妻としての第二ステージが始まります。 そして、出産をして母親になり、母親としての第三ステージを迎えるのです。 このように女性の一生は変化が激しいのです。 たとえば独身自体に鼻が低いというコンプレックスを抱いていたとしても、やがて結婚し出産し、母親になればそんなことに構っている余裕などありません。 妻から母親になった第三ステージでリセットされてしまうのです。 一方、男性はどうでしょう。 男も父親にはなっても、自分で子どもを産むわけではなく、育児に追われるわけではありません。 男というのは、いつまでたっても男であり続け、別のステージは用意されてないのです。つまり、リセットするチャンスがないのです。だから、男は一生コンプレックスを持ち続けます。 このコンプレックスを克服するためには、その原因を解消するか、もしくは、自分自身をうまく納得させるしかありません。でも、女性は放っておいても、コンプレックスが消えることが多いのです。 男は、女性から「背が低いのね」などと言われると、かなり落ち込みますが、昔なら、それを克服するために、勉強に熱中したり、スポーツに打ち込んだりと、克服する方法を知っていました。 現在は、男と女が対等になったことが影響したのか、昔のように男の「強さ」とか「頑固さ」が必要なくなり、ひとつでも評価されればそれで通用するようになってきました。 たとえば、背が低くても、女性に対して男の優しさを発揮できれば、モテる時代になってきたのです。 つまり、逆境に立ち向かって、何が何でも劣等感を克服しなければという根性は必要なくなり、別のことを見つけることで、劣等感の意識が薄まってきたのです。 |
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