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真面目で誠実な男は、強い男でなければ女性を愛する資格はないとさえ思ってしまうのです。 この強い男とは、意志の強さ、頑張る力、精神力、強く愛する想いなどがトータルで発揮できる人であり、精神エネルギーが充実している人です。 男が女性と別れる場合、好きだとか嫌いになったとか、愛しているとか愛することができなくなったとか、浮気されたとか、そんなことで別れを決意しているのではないのです。 昨日の自分と今日の自分を比較して、今日の自分のほうが弱いと感じたら別れを決意するのです。自分の今が、どんな状態であるのか、ということが、別れるときの男のキーワードではないかと思います。 たとえ愛する女性がいても、今の自分では力不足で支えきれないと感じれば、無意識に身を隠すことを考えるのではないでしょうか。彼女を幸せにしてあげられないのは、男にとって屈辱です。その屈辱に負け、愛するからこそ別れを選ぶときもあるのです。 この別れるときの潮時は、二人でケンカしたあとや、どちらかが嫉妬しすぎたあと、どちらかが浮気したあと、タイミングよくやってきます。 ただし、ケンカや浮気が先にあって別れるのではなく、別れが接近しているようなときに、ケンカや浮気が起こるのです。潮時は、すでに二人の心が離れているときにやってくるのです。ここが大切なところです。 別れは、現在の自分自身の置かれた、エネルギーの強さの程度によって決定されるといってもいいでしょう。エネルギーが強いときに愛するエネルギーも強くなるのです。 ですから、人間はいつもハツラツとイキイキと輝いている必要があり、昨日よりもパワーが落ちていたり、昨日よりも愛するエネルギーが弱くなっていたりすると、別れという決断に迫られるのです。 別れのサインに気づいたら、あらためて二人の関係を見つめなおしましょう。 人を愛するというエネルギーは気力が充実していないと発揮できません。たとえば、あなたの身近な人が亡くなったときに、恋するエネルギーなど生まれないでしょう。 また、性的快楽のみでつき合っている二人にも、必ず別れがきます。 それは、本当に愛するというエネルギーがないからです。 |
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