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私が考えるには、陰と陽の違いがから来ているのではないでしょうか。 男の頭の中は、理性7割、本能3割が占め、女の頭の中は、理性3割、本能7割が占めています。男と女で、理性と本能の割合が逆になっています。 女性は子どもを産んで、育てますが、これなどは非常に本能的な営みで行われるものであり、子どものためなら、何があっても自分が犠牲になって助けるという覚悟がありますが、こういう気持ちは理性からではなく本能から生じるものです。 このように女性には、男には考えられないような強さをイザというときに発揮するため、 たとえ恋に破れても、動物的本能で、次の恋に向かって進むのです。動物は過去を反省し、過去に引きずられることはありません。 女性は、動物的本能が発達しているため、彼との仲が終わりに近づくと、いち早く次の相手を探すのも得意なようです。でも、恋をしている一瞬一瞬は、全力投球でそれに打ち込みます。だから、その恋がおわっても、後悔を残さず、すぐにまた前に歩き始めることができるのです。 反対に、男は理性が7割占めるため、物事をすぐに論理的に組み立てようとするため、過去の自分を反省する能力が高いといえます。 ですから、男は何につけ、反省することが多くなり、それは恋に限らず、仕事も趣味もデートしたあとも、「あのとき、ああすればよかった」ということを頭に描くのです。 終わった恋にたいしても、「あのとき、もっとやさしくすればよかった」とさんざん後悔をし、後悔のもととなったことを取り繕えばやり直せるのではないか、と考えています。これらのことが、「引きずっている」ように見えるのです。 それに男は、高みを目指す本能もあるため、そのときそのとき、一生懸命頑張っていたとしても、「まだ、まだ」という気持ちがあります。 このように男が終った恋を引きずっていることは確かですが、それは決して女々しさというより、もっとああしてあげればよかった、と思う男性の大きさであり、やさしさであり、そして何よりも好きな女性を思っての後悔なのです。 友人の男性が、終った恋を引きずるようでしたら、そっと言ってあげてください。「あなたは、精いっぱいやったよ」と。たぶんそんなひと言で、その男性は吹っ切れるかもしれません。 男は、過去の女性をひとりずつ別のファイルで保存していますので、そのファイルのなかで最良の女性であれば、いつまでもファイルから取り出して想い出にふけることがあり、これもやはり過去の女性を引きずる原因にもなっています。 |
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