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相手が自分の愛している女性であればあるほど、その傾向は強くなります。 そして二人の会話の中では、自分の知っていることを筋道立てて話さなくてはならないという責任感を抱くのです。 その内容をどのように知ったのか。それはどんなふうに人生に関わっていくか、それをあなたが知ればどのぐらい得をするか。しゃべっている最中に頭の隅に少しでも関連することが浮かべば、それも話さなくてはならないと思うのです。 そして教えてあげることが自分の義務であると思い、それを女性に話さなければ、自分に対しても嘘をついているようにさえ感じるのです。そして女性はそれを聞いて、きっと喜ぶだろうと勝手に思っているのです。 自分の話すことが女性を感動させると思っているのですから、男というのは単純な生き物なのです。そして、知識を共有して自分の好みの色に染めたいとも考えています。 つまり、男は自分の知っていることを話して、その女性に「彼に影響された」と思わせたいのです。 男は自分の影響が強く反映される女性をとても愛おしく思うのです。 それがちょっとずつ見えてくると、さらに親切に勢いが増し、教え魔になっていきます。 男が話す内容は、だいたいは趣味のこと、政治のこと、経済のことが主で、その内容が難しく知的であるほど、女性に話したくなるのです。 ですから、あなたと会っていないときには、男は一生懸命メモを取っているのです。 次のデートでは、このことを彼女に話そうと、忘れそうなことはノートにしっかり書き留めているのです。きっと、そんな姿を見たら、あなたも納得いくかもしれません。よし、一生懸命聞いてやろうと。 あなたに感心してもらいたくて、あなたに影響を与えたくて、男はいつも必死に知っていることを蓄積しようとしているのです。 涙ぐましい努力をしているのですから。多少は我慢して聞いてあげましょう。 でも、あまり退屈だったら、柔らかく他の話題にすりかえてみましょう。でも、「そんな話はもう聞きたくない」などと強く言わないで、そっと話題を変えましょう。 彼も一生懸命、勉強してきたのですから。
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