|
もし遠距離が原因で別れた人がいるなら、それはいっしょにいたとしてもその程度の愛しか育むことはできなかったでしょう。 お互いが近くにいなければやっていけない関係であれば、それはまだ本当の愛の形ではありません。 恋愛心理としては、いつもステキな彼と一緒にいたいと思いますね。 毎日一緒に過ごしていた彼が突然遠くに離れてしまったら、当然悲しいし寂しい思いをすると思います。 愛しているならばそれが普通の感情です。 しかし、本当に愛している二人であれば、悲しいからと言って興味がなくなったり、そこで終わりになったりすることはありません。 どうしても離れなければならない事情があるならば、別れるという選択肢よりもその状況を受け入れるためにどうするかを考えるはずです。 愛に距離は関係なく、お互いが相手を思い続ける限り続いていくものだからです。 いつも会わないと気がすまない人は、会っていないと心が離れてしまいそうで不安な人なのです。 究極なことを言えば、たとえ相手がこの世を去って会えなくなったとしても、自分が相手を愛する限り、ずっと「愛」は続いていくのです。 よく離れている間に他の人を好きになって別れる人がいますが、それは距離のせいで愛がなくなったのではなく、距離でしかつなげない小さな愛だったのです。 自分の愛が足りなかった原因を距離のせいにするのはいかがなものでしょう。 本当に愛することとは、疑わずお互いに信じ合うことです。 信じる心に浮気の心配など無用です。 逆に相手を信じられなくなったとき、距離は大きな壁となって立ちはだかります。 疑念は愛とは正反対の感情なので、どんどん二人の心の距離は遠くなり、元々来るはずだった終わりが早まっただけなのです。 会えなくても大丈夫な関係は冷めているのではなく、心でつながっているからこそ安心して過ごすことができることを忘れてはいけません。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 愛男と女の疑問を教えて? All rights reserved. |