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でも、目に見えるカタチで、世話を焼きすぎると、男は身も心も束縛されたような気持ちになって、逃げたくなってしまう本性も持っています。 もともと男というのは、女性が自分だけを見ていると勘違いしています。それは、自分はその女性のすべてを知っている、その女性の体も心もすべて征服したと思っています。 ですが、すべてを知ってしまうと、新鮮さは失われます。つまり、飽きてくるのです。 どんなカップルだって、恋愛初期には燃えるような情熱で愛し合っていたと思いますが、そういう期間は長続きせず、やがては倦怠期がきて、熱い思いも次第に冷えていくものです。それが「飽き」なのです。 ここで、女性のほうは、彼のことは何でも知っているからということで、恋人としてではなく、しだいにお母さん役になってしまうことがあります。 女性は、どうしても母性本能があって、理性ではなく感情が優先してしまうため、子どもを大事に育てるのと同じ気持ちで、彼の世話を焼きすぎてしまうのですが、これでは彼があなたを重荷に感じてしまいます。 もし、こういう女性と結婚したら、いつもガミガミ小言を言われ、布団の上げ下げから箸の持ち方まで、文句を言われるようになるのではないかと、ふと考えるものです。 こういうふうになると、男としてはその女性を重荷に感じるようになり、自由を束縛されたように感じてしまうのです。 ですから、女性も少し考えるべきです。愛する人だけを見ていたのかもしれませんが、視線と心を、ときには別の方向に向けるのです。追いかけてばかりいないで、ときにはサッと身をかわすことも大切です。 一種のショック療法ではありませんが、「あなただけがすべてだと思っているわけじゃない」と、さりげなく匂わせてみるのです。 昨日はどこに言ったのか、そのネクタイは自分で買ったのか、何から何まで問いただす女性がいます。彼はどうして自分を避けるのかと思う女性は、自分の言動を見てください。気づかないうちに詮索魔にてっていたかもしれません。 他の男性を見ていたら不愉快だけれど、自分ばかり見ていられても困る。 これは女性からしたら、まったくわがままに思えるかもしれませんが、二人の関係を続けていきたいのなら、適度に束縛し、適度に放任するのがベストです。
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