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「古事記」にも書かれているように、「夫がまず唱え、妻これに従う」というのが、法則になるわけです。 男性は陽であり燃える火に象徴され、陽は陰の先に立ちます。 陰は受動的で、女性は陰とされます。 ですから、男性は能動的で発動的であり、女性は受動的な働きとなります。 発動的なものが先に立って、受動的なものが素直に受けて、そしてそれに従うというのが、これが陰陽の法則であり、これに従った生活をすれば、男女の仲が円満におさまるということになっています。 ですから、男は本能的に女性をリードするため主導権をとり、そして女性を守って引っ張っていくという気持ちが強いのです。 男女同権といえば、男と女はすべての面で平等だと思っているかもしれませんが、生まれながらに平等には創られていないのです。 これは、どちらが上でどちらが下であるなどという低い次元ではなく、陰と陽は、もともと正反対に創られており、社会での働き方、あるいは社会で果たす役割が全く違うということです。 そもそも女と男は体の構造が異なっています。 たとえば筋肉の付き方や骨格構造を見ても、女は男のように力仕事をするようにはできていないし、ボクシングや空手や柔道といった激しいスポーツをするようにもできていません。 無茶をすると子どもを産めないような体になってしまうので、生来、女性の体は荒っぽいことにはむいていないのです。要するに、人間という種が絶滅しないように、自然はそういう創りを女性にさせているのです。 体の構造だけでなく、精神構造も全く違っているのです。 こういうことから、男は女性とデートする場所の決定でも、主導権をとりたがります。 男性は、デートスポットの情報を涙ぐましいまでに収集して頑張っているのです。 主導権をとるのが何も偉いわけではなく、男と女の違いからきているだけで、男は主導権を取り、女性がそれに従うことで、「柔よく剛を制す」ことになっています。 女性が男性の主導に従うことで、男はあなたを死ぬまで守ってあげたくなり必死になって働くのです。 男と女に上も下もありません。でも、平等ではないのです。
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