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女性を喜ばすためのお金は惜しげもなく使いますが、ただ必要のない無駄な出費だと感じたときはシビアになるのです。 ですから、「ヴィトンの財布が欲しい」といえば、アルバイトをしてでもお金を貯めようとするし、「夜景のキレイなレストランで食事をしてみたい」といえば、自分の食事代を削ってでも、高級レストランに連れて行きたいものです。 ところが、レストランに行くと、女性は飲めもしない高級ワインを頼んだり、次々と食べきれないほどの料理を注文することがあります。そんな様子を見ると、男というのは、不安になり、「もう、それ以上注文しないでくれ」と心の中で叫んでいるのです。 けっきょく、女性も目だけで満腹になり、テーブルには手付かずの料理ばかりです。 男は、彼女がおいしそうに食べて「ありがとう」と言ってくれるのを期待しているだけなのに、完全にアテがはずれてがっかりというところです。 そんなとき、「支払いはキミがしろ」と言いたくなります。 そして「もったいないなあ」などとつぶやくと、女性は「ちっちゃいせこい男」と感じてしまうのです。 ですが、男はたくさん注文したことで怒っているのではなく、全部食べて満足して欲しかっただけなのです。 プレゼントなどでも、男は女性の好みをいろいろと想像しながら、買い物をするのですが、いざ渡そうとすると「ちょっと私の好みではないわ」なんていわれたら、「せっかく時間を費やして買ったのに」と文句のひとつも言いたくなります。 お金がもったいないのではなく、彼女のことを思って買ってきたのに、その気持ちをまったく理解しないことに腹立たしさを覚えているのです。 ですから、男を喜ばすのは簡単なことなのです。 彼といっしょに映画に行くにしても、旅行に行くにしても、食事に行くにしても、彼がお金を支払ったときには、「今日はありがとう、楽しかったわ」と笑顔を見せるだけで男の心は幸福感と満足感に満たされるのです。 彼のお金がシビアになる時は、あなたの笑顔がないときです。 もし、彼と食事に行って、勘定をする際に、ワリカンにしようと言ったとしたら、彼はケチなどではなく、今までのあなたの態度が気に入らなかったのでしょう。 男は、単純なのですから、ひとこと「美味しかった、ありがとう」と言えばいいのです。男の心は満たされるのです。
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