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ですが、男の恋愛は、女性とは違っており、男はたとえどんなに好きな彼女ができたとしても、生活のすべてわたって彼女のことだけを考えることはできないのです。 男の恋愛は生活の一部であり、仕事があり、遊びがあり、カラオケがあり、好きな趣味があり、そして、恋愛があるという構成になっており、すべてが並列に置かれているのです。 ですから、男が恋愛以外のことを考えているときに、女性が四六時中まとわりついていると、どんなに好きな彼女であっても、そのときには、うっとうしく感じてしまいます。 ただ、うっとうしいと思ったからといって、嫌いになるわけではありません。 「仕事で疲れて帰っているのに、なかなか帰ろうとしないとき」「好きな趣味のことで頭がいっぱいになっているときに、うるさく話しかけられたとき」「仕事の段取りを家でゆっくり考えたいのに、彼女が帰ろうとしないとき」などに、うっとうしいと思うのです。 男の頭の中には、つねにスケジュールが入っていて、休日には、何時に起きて、それからゴルフに出かけ、夜は好きな読書をし、寝る前にはゲームをしてというように、常にやりたいことでいっぱいなのです。 こういうスケジュールが狂うと、イライラします。好きな彼女といるのも楽しいのですが、同じように、他のスケジュールをこなすことも、男にとっては大切な日課なのです。 こんなときに、「今日は予定があるから帰ってくれないか」と直接言えばいいのでしょうが、彼女をいたずらに不安にさせるのも心配で、なかなか言い出せません。 心の中にストレスが溜まってきているようなときに、そんなことも気がつかず、無邪気に笑いながら話しかけてくると、ついぶっきらぼうな返事になります。 一方、女性のほうは、そんな男の気持ちも知らないで、彼と楽しい時間をいっしょに共有していると思って、世話を焼いたり、もっとかまって欲しいと思っているのです。 別に女性が悪いわけではありません。 ただ、女性と男性はどんなに愛し合っていても、男は「恋愛は生活の一部」であり、女性は「生活のすべてだ」と考えているわけですから、絶対に理解しあえない部分があるのです。 好きだからいっしょにいたいと女性は考えても、男性のスケジュール表にあなたのことが入っていなかったら、一人になりたいのです。 お互いに納得できない部分はありますが、恋愛を継続するためには、相手を理解することも大切です。 |
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