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たとえば、○月○日○時に会う約束をしたような場合、その時間だけでなく、その日の前後の日程も、すべてその約束のために、いろいろと日程を調整する必要があり、自分の自由時間が減少してしまいます。 男は会いたくなったときに会い、会いたくないときには会わない、というのが基本です。これは何も女性との約束だけでなく、男同士であっても、個人的な飲み会などは、先の約束はしないものです。 会社の帰りに、もしタイミングが会えば、「ちょっと軽く行くか」と誘うのが好きなのです。それを来週のいついつに飲みに行こうなどとは約束しません。なぜなら、約束の日時にどんな大事なことがあるか分からないからです。 スケジュール表は白紙にしていたいのです。 男というのは勝手なもので、いつも紙風船のように気ままに空に浮かんでいたいのです。 どんなに律儀で堅物な男でも、心の底にはそんな願望があるのです。 何かに束縛されたり、誰かに操られたくないのです。 自分の意志と欲求で生きたいのが男なのです。 すべての男は、社会規範とか、道徳、規律、法律など無視して、自由気ままに生きたいし、強制されているような行動はしたくないのです。 この思いは、恋愛においても同じです。 とくに、仕事などは、現在の社会システムの中では、やむを得ず、半強制的にさせられていると思っていますから、恋愛で彼女と1週間後、2週間後のことまで決められては、仕事と同じ感覚になってしまいます。 曖昧にする、ということはそれだけ信じあえる関係ができあがっており、逆に、約束などしなくても、いつでも会うチャンスが持てるということです。約束は、相手を束縛すると同時に管理しているのです。 約束しないで「さよなら」を言い、約束しないでまた会えるというのは、素晴らしい関係です。ことさら約束を強要するのは、二人の恋愛関係が不安になっている証拠であり、約束することで、その不安を解消しようとしているのです。 でも、ひとつだけ注意しておきましょう。 男があなた以外にも交際している女性がいるような場合、男としては、デートの日時が重複するのを避けるため、やはり次の約束を嫌がります。 そんな勝手な男もいる世の中ですから、男をあまり縛りつけるのも考えものですが、そうかといって、すべて放任して自由にしておきますと、他の女性に目が行くのも男の本能ですから、そこは注意しておきましょう。 |
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